★準備中
プロローグ
常盤御前牛若丸の物語は有名である。
2人の兄はどうなったのであろうか。
源平の争乱を遠くに見ながら、おとなしく僧侶としての人生を歩んだのであろうか。
断じて否である。
常盤御前の長子今若丸。
母常盤の美貌を受け継ぎ、父義朝の武勇を受け継ぎ、 頼朝を兄にもち、義経を弟に持ち、北条政子の妹を妻に持つ。
岳父、北条時政の軍師として、甥の源実朝の養育者として、 僧にあらず、武士にあらずで鎌倉幕府を支えてきた男。
死後、彼は東海の「伝説」となった。
今この物語が始まる。
<この物語の前提条件>
もともとは伊東聰が高校生時代に同人誌で漫画を描きたくて調べはじめたのが、
阿野全成との出会いでした。
当時は漫画家を目指して少年ジャンプにもちこみをしてました。
しかし、阿野全成のストーリー化の問題で、
「戦闘シーンが書けませんでした…」
「戦闘シーンが書けませんでした…」
悪禅師こと、阿野全成はどう戦ったのか?
阿野時元はなぜ負けたのか?
阿野時元はなぜ負けたのか?
「義経は書けるのに…」
『ますらお ―秘本義経記―』
北崎拓,小学館
『週刊少年サンデー』,1994年
はじめて阿野全成の墓のある大泉寺をおとずれたのは1993年9月のことでした。
少年ジャンプの漫画家をめざしていたため、展開に困り、そのまま話を封印しました。
少年ジャンプの漫画家をめざしていたため、展開に困り、そのまま話を封印しました。
それから約30年。
高校生のライフヒストリーでは読み解くことのできなかった物語が姿を現しました。
漫画をかくには時間が足りませんが、「小説なら」と準備中です。